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by kasaistyle
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スターバックス上場広告。
冬になると、とっても飲みたくなるスターバックスのドリンクがある。
それが、「キャラメルアップルタイザー」
しかーし、あの冬に飲んだっきり一向にメニューで見ない。
気になって調べてみると、2000/11/01~ 2001/01/16の
期間限定販売だったようだ。残念~。

スターバックスと言えば、上場広告がとっても素敵だ。

その昔、マンションの広告って本当にキャッチコピーが変だ!と
思っていた私は、キャッチコピーで、マンション広告を変えたいと
いう野望を持っていた。
なんせ大袈裟で、仰々しく、どこか他人行儀で全然ココロに響いて
来ないキャッチコピーばかりで、どこのデベロッパーのキャッチコピー
も好きになれなかった。

ちょうど「外断熱工法」という、これまた小難しくて理解が困難な
マンションを販売していたのもあって、イチバン理解しやすいのは、
絵本とエッセイだと思っていた。

だから、このスターバックスの上場広告は、広告代理店のコピー
ライターさんに伝える見本として利用させてもらった。

大好きな児島令子氏のボディコピーで、凄く気持ちがあたたかく
消費者の気持ちと企業の気持ちを繋げている。
堅苦しい上場広告が多い中、このような形の表現の仕方は、
上場広告としても異例らしい。

長いけど、是非読んでみてほしい。
(画像の下に書き出した文章があります。)

==============================
e0165966_1056990.jpg
 
 コーヒーをいれながらね、
考えるんですよ、
スターバックスは何になれるのかなあって。


 あ、こんにちは。いや、まだおはようございますかなあ。
調子はいかがです?で、ちょっとお話ししてもいいです?
 あ、コーヒーでものみながらでいいですから。まあ、ひとり
ごとみたいなものですけど、そう、人に聞いてもらいたい
ひとりごとって感じかなあ。え?私ですか。私は・・・・・・・
そうですね。Mr.スターバックスとでもいいましょうか。

 あの、かん違いしないでくださいね。私べつに、スター
バックスの創始者とかそういうんじゃないですから。

 私ね、いつもスターバックスのお店の片隅でね、一日中
ずーっとお店の様子をながめているんです。で、あることをね
考えているんですよ。何を考えているかって?それはですね、
「スターバックスは何になれるのか」ってことです。変ですか?

 「何になるもなにも、スターバックスはコーヒーショップ
じゃないかって」って言われそうですよね。

 はい、たしかにスターバックスはコーヒーショップです。
でもね、一杯のおいしいコーヒーを売るっていう行為は、
つくづく深いなあと思うんですよ。コーヒーといっしょに、
目に見えない何かもくっつけてお届けしてるって思うし、
もしかしたら、その目に見えない何かが重要?

           *

 そもそも人はなぜ、外でコーヒーを飲むんでしょう?

 いったい、お客様にとって、スターバックスって何?
って考えてると、「サード・プレイス」という言葉が思い浮か
びます。「第3の空間」ですね。家と仕事場のあいだ、あるいは
家と学校のあいだにある、もうひとつの空間のこと。
 なくても生きていけるけど、やっぱり困る。かなり困る?
スターバックスは、そんな空間かな。つまり、憩いの空間。

 ふふ、憩いなんて言い方ちょっと古くさいかな、いま風だと、
癒し、ですか?いやいや、憩いでいいですよねっ。

 そこでは、コーヒーの味はもちろんのこと、ソファの座り
心地とか、音楽のセンスとか、照明の照らし具合とかもたいせつ。
たいせつなことが多すぎて、けっこうたいへんですが、でも
ひとつひとつがんばらないとね。だって、気持ちはこうですよ。

 コーヒーだけを売ってるんじゃない!コーヒーといっしょ
に、「いい感じの時間」を提供してるんだ!

 そう、いい感じの時間!ついつい、私もね、あつく心の中で
何回もつぶやいちゃうんですよ。

 それは、人生のたいせつなある午後に、ある男女ふたりが、
たいせつな話をする時間かもしれないし、仕事に燃える男が、
(いや女性かもしれないですけど、)新しい企画書をのびやかに
書き上げる時間かもしれないでしょ。そして思うのが、
・・・・・・「スターバックスは、何になれるのだろうか」なんです。
コーヒーショップはコーヒーショップなんだけど、でも・・・。

              *

 それからね、さらに考えちゃいますね。そこで書く人
にとってスターバックスは、なんなんだろうって。

 お客さまにとって、スターバックスは、ただのコーヒーショップ
を越えるものかもしれないとしたら、働く人にとっても、ただの
職場以上の存在になれるのではって思うんです。あ、そうだ、
スターバックスでは、働く仲間のことを「パートナー」と呼ぶ
んですよ。ちょっとユニークでしょ。これはつまり、

「スターバックスという会社は、経営者だけのものじゃない。
会社は、働く仲間のものでもあるのだ」

 この考え方を」、パートナーという言い方に込めてるんで
すね。そして働くひとりひとりが、自分はパートナーなんだ!
って思えるようなしくみも作ってあるんです。
 たとえば「ストックオプション」ていうしくみを取り入れて
ます。ストックオプション、ご存知ですか?働く仲間である
パートナーが、会社の株を買える権利を持つことなんです。

 ねえ、誰だって、自分とこの会社の株を持ったとしたら、
毎日働く気持ちもちょっと変わるんじゃないですか。

 ただ雇われているっていうより、この会社に関わっているんだ
っていう気持ちに、そしてそういう気持ちがさらに会社を成長
させるだろうし、そしたら、その成功をみんなで共有しようね
っていうしくみなんです。これ、すごく合理的でしょ。

 結局スターバックスはね、「誰もが働くことを楽しめる
会社」でありたいんですよ。

「ホスピタリティ」ってよく言いますよね。日本語では、
「おもてなし」かな?それはどこからやってくるかというと、
働く人の気の持ち方ですね。マニュアルからは生まれません。
サービスする人自身が、ほんとに仕事を楽しんでやってなきゃ、
いいサービスはできないし、何より本人が疲れちゃうでしょ。

 楽しくないと疲れるんですよ!これすごい事実です!

 職場っていうのは、人生のたいせつな時間をいっぱい使う
場所ですからね。我慢とかあきらめはいやですよ。
 で、やっぱり思うんです。・・・・・・「スターバックスは何に
なれるんだろうか」。ただ生活費を稼ぐだけの場所でなく、
働く本人にとって、そしてその家族にとって・・・。

            *

 実は今日、10月10日、スターバックスコーヒージャパン
(これ、日本のスターバックスの会社名ね。)が、株式を公開
してナスダック・ジャパン市場に上場したんですよ。いきなり
くつろぎのコーヒータイムに、そぐわない話ですみません。

(いや、でも、こういう経済の話こそ、コーヒーを楽しみながら
するっていうのが、これからの時代かもね。)

 だいたいいままで、会社の上場話って、経営者とか投資家
とか、一部の人にだけ関係ある話っぽく聞こえたでしょ。

 でもね、スターバックスは違う。「そうじゃないよ。上場した
その先の未来にあるモノは、みんなで共有するモノなんだよ」
っていう気持ちなんです。みんなっていうのは、お客さまも、
パートナーも、その家族も、コーヒー豆の生産者さんも・・・・・・
スターバックスに関わってくださるみんなです。

 なんかきれいごと言っているみたいって、思われますか?
そんなこと、ないですよね。

 ひとつの会社が成長していくことで、少しでも、人の生活や
世の中をいい感じに変えていくってことで出来ると思うんです。
いや、会社っていうのは、もうそういうことが使命みたいな
時代じゃないんかなあ。
 で、上場した今日、やっぱり思うんですね。「スターバックス
はこの先、何になれるのかなあ」って。コーヒーショップは
コーヒーショップなんだけど、でも、やっぱりちょっと違う。
違いたいんだな。ただお店の数が増えるだけじゃなく。

 昨日まではなかったようなことを、ひとつひとつのお店が、
ハイ、こういうのどうですか?ってポンとだせればいいなと。

 舌やお腹がワクワクするような、新しい飲み物や食べ物も
発明したい。でもそれだけじゃなく、お店自体をこれからの
いい感じのモノやコトとの出会いの場にしちゃうのもいいな。
ファッション、アート、本、CD?そう、コーヒーを楽しむとき
の気分でくくれているようなことなら、いろいろ関わっていきたい。

 そしてね、毎日コーヒーを飲むように、毎日楽しくがん
ばって、さりげに夢をかなえていきたいんですね。

 あんまり肩を張らず、さりげにね、肩を張りきっているのは
かっこわるいでしょ。だって、コーヒーですからね、この
ビジネスのまんなかにあるものは、街に、時代に、人に、
ふっといい香りを漂わせるような感じでいきたいんですね。

 ふふふ、ずいぶん話がながくなっちゃっいました。でも、
こういう広告の場で話すのは、たぶん今日が最初で最後かも。
スターバックスはね、「お店そのものが広告だ!」っていう
考えでやってきたから、こういうの、あまり慣れていないんですよ。
汗かいちゃったです。聞いてくださってありがとうです。

・・・・・・というわけで、もう2度と、
     広告ではお会いできないもですが、
     お店でぜひ、お会いしたいですねっ。

     (あ、日経新聞さん、ごめんなさい。)


==============================
児島令子氏がコピーを手がけたスターバックスコーヒー・ジャパン
のナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)上場告知広告。

*児島令子氏のこの秘話が掲載されているのは、コチラの本。

 ↑ 『ひとつ上のプレゼン。』
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by kasaistyle | 2010-01-20 10:58
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